綴琴戯術

第五講 「虹の彼方に」をお手本に


「ちいさな努力で大きな効果」
綴琴戯術のちすもんですー。

第5回の綴琴戯術は「虹の彼方に」
簡単な曲なので演奏された方もおられるとはおもいますが、
ここは綴琴戯術流「いかに派手に演奏するか」について
書き進めたいと思います。

ではではいつもの通りコードタブです

 G G/Bm Bm C Bm C/C C/G
 C C G G D G C/D D G D G G
 G G/Bm Bm C Bm C/C C/G
 C C G G D G C/D D G D G G
 G GGGGGGGG/CGCGCGCG/C C
 G GGGGGGGG/AAAAAAAA/D D C G
 G G/Bm Bm C Bm C/C C/G
 C C G G D G C/D D G D G G

この曲はメロ立ちが非常に重要です。
導入部「reinbow01.MP3」をお聞き下さい。
はい、ほとんどメロで低音部が軽くついている感じですね。
しかし、コイツが難しい場合はどうするか。
ここで「サムピックの弾き降ろし」という戯術があります。
では「reinbow02.MP3」をお聞き下さい。
単にドシャーンとサムピックを弾き降ろしているだけなのに
しっかりとメロ音が聞こえてきます。
その上鳴る弦の数が多くなるのでボリュームも稼げる次第です。

続きまして展開部
ポイントとなるのが「CGCGCGCG」です。忙しいだけではなく
バーのガチャガチャ音が気になりますね。そこで左手の人差し指と中指を
軽くバーにあてて交互に押さえて、バーが上がったときにバーのホルダーに
当たらないようにします。
「reinbow03.MP3」をお聞き下さい。
え、そんな器用なことはできないって・・・
ではでは、ここもストロークを使いましょう。
「reinbow04.MP3」をお聞き下さい。
ここでは人差し指と中指を交互にストロークすることで音のとぎれが
目立たないようにしています。また鳴っている弦が多いので
バーの動作音が気になりません。

「虹の彼方に」はバーの配置が近いので弾きやすい曲です。
そこで雰囲気を変えてツービートのスピード演奏なども
挑戦なされると面白いですよー。「reinbow05.MP3」

早い演奏は弾くほうはさほどではありませんが、
聴くほうには相当なインパクトを与えます。
お客様がだらけてきたときなどに使用されることをお勧めいたしますー