綴琴戯術

第十講 「FoggyMountain BreakDown」をお手本に



「ちいさな努力で大きな効果」
綴琴戯術のちすもんですー。


「FoggyMountain BreakDown」

フェスのジャムでは必ず出てきますよね。
こんなおいしい曲を指くわえて伴奏しているなんて
もったいない。
ということで、
「ネコでも弾けるかもしれないFoggyMountain BreakDown」

まず基本音をお聞き下さい。
 foggy01.mp3

で、こいつを早く弾けばいいかってーとそうはいきません。
どんなに早く弾いても原曲のスピードではバーのもどりが
ついていかないんですよ。
まあ、ストロークを狭くしたモデルでしたら可能ですが、
ノーマル状態のオートハープで弾けないと意味がない。
と、言うことで次をお聞き下さい。
 Foggy02.mp3

はい、それっぽそうに聞こえましたね(笑)
これは基本的なコードは伴奏と同じようにG・Em・G・Em・G
のままでコード分解でメロ音を追っかけ、
最後の部分だけ
D・D・C・G・D・G/G−DGってランを入れたものです。
いやいや、ヒトの耳ってのはごまかされちゃうんですよ。
足らない音が鳴っているように聞こえちゃうんですね。

つづいてバッキング。
通常は右手の腕を使って何本かのボタンを押さえて
ミュート音でカットして。ランだけを入れるようにします。
 Foggy03.mp3

でもなんかやっててつまらないですね。
そこでハーフミュートに挑戦してみましょう。
ここでオスカーの21バー系のケースタイプのバーの方は
1回お休みです。
ハーフミュートというのは何本かのバーのボタンではなく
バーの低音側の端っこを押さえてバーが傾いた状態にして
低音部分だけをミュートするって方法ですので
これはオープンタイプのものでしかできません。
まぁ、そもそもが21本もバーがあったところで
弁慶の荷物じゃあるまいし・・・やめよう・・・止まらない(笑)
 Foggy04.mp3

最後にハーフミュートとオープンを組みあわせて弾いてみます
 Foggy05.mp3